4年ぶりに台北行ってきたレポ2
2日目
阜杭豆漿
フライトの疲れもあったのか早めに寝たら早く目が覚めたので朝ごはんへ。人気の阜杭豆漿です。地元の人から観光客まで行列ができる人気店。西門駅からメトロで数駅と一本で行けるのがありがたい。少し早めに行ったからか殆ど並ばず注文。フードコートの一部なのでモタモタするのもな、と思い携帯のメモを見せて注文。
豆醬と揚げパン入り薄皮卵サンド。この豆醬が滋味深い〜!アツアツの中華風茶碗蒸しとでもいうか、出汁がもうたまらなく美味しい。中華出汁にホロホロのお豆腐をズルズル啜ると泣きたいくらい美味しい。途中でザクザクの揚げパンを浸して食べるとサクサクの食感は残しつつジュワ〜と染みてた出汁が更に美味しい。
薄皮卵サンドもナンみたいな生地に薄焼き卵と揚げパンが三位一体となってザクザク感とほのしょっぱさにぺろっと頂けちゃいます。ちょっと並ぶけど回転も早いのでおすすめ
嘉義伝統豆花
せっかくなので歩いて世界貿易101へ。晴れてて寒くもなく暑くもなく穏やかな風に吹かれながら散歩。
台北はそこまで背の高い建物もないし人混みもそこまでなくて観光しやすい。京都とちょっと似てる気がする。途中でめっちゃ美味しいと噂の嘉義伝統豆花店へ寄ることに。歩くともろ住宅街で本当にあるの?と思ってると唐突に現れる豆花屋さん。こちらも日本人だと分かると日本語対応。具は二つ選べて白玉とタピオカを。甘さ控えめで注文。45元という破格の安さ。
なんだろう、すごく美味しい豆乳をそのまま固めるとこんなミルキーでほのかに甘いお豆腐になるのか!と驚き。豆腐臭さというのがないし、豆花によくあるなんともいえない焦げ臭さもなくて絶品。白玉そのものが甘いから甘さ控えめにして正解。もぐもぐしてるとお店のおばちゃんから甘くてもちもちのタロイモ餅をおまけしてくれた。
101世界貿易センター
ぐるっと2時間くらい歩いて世界貿易センターへ。高級ブティックが立ち並ぶ高級ショッピングセンター。高級品とは縁がないので早々に展望台へ向かいます。チケットは日本円で3000円ちょっと。高いけどまぁ観光だし。チケットを買うと学生?と聞かれるが、もうアラサーです。めっちゃ早いエレベーターで一気に展望台へ。
台北を一望できる景色に感動しながら、高所恐怖症なのを思い出す。いくら窓があるとはいえ近づくとやばい量の手汗と足がガクブルに。眺めてるとあまり高い建物がなくて山とかが見えて長閑な都市という感じ。景観条例みたいなのがあるのかな?
フードコート
とりあえずお腹も空いたので高速エレベーターで下ってフードコートへ。日本料理、韓国料理、マック、モスとなんでもあり。鼎泰豊もあるけど45分待ち。どこも鼎泰豊は混むので諦めて小南門伝統豆花の牛肉捲餅を。
パリパリのクレープに甘辛いタレがかかった牛肉を巻いたやつ。これが美味しい。基本もちもちした皮にお肉を入れたものは美味しい。
故宮博物院
ご飯を食べたらちょっと元気になったのと、ここからメトロ一本で士林に行けるので故宮博物院へ行くことに。士林へ着いたらバスで博物院へ。バスも出てすぐ&看板ありなのでわかりやすい。
平日なのもあって大人気の象牙もガラガラ。お陰でじっくりと精巧な造りをながめることができてラッキー。とりあえず1F 階のやばい象牙を見たら3階から回るのがおすすめらしく3階へ。
前回見れなかった肉形石が!どう見ても角煮。上部のチュルリとした照りは甘辛いタレをよく吸った角煮の如く。もう一つの名物の白菜は台南にいるそうで見れませんでした。人気者ゆえに2者揃って見るのはなかなか難しい。これは前に見たときの白菜です。
気を取り直して毛公鼎。命を懸けて政務頑張ろう!みたいなこととか毛公さんを讃える文章が書いてあるらしく官吏はいつの時代も大変…
可愛い漠。中にお酒を入れて飲んだらしい。
汝窯という貴重な窯で造られた青磁。世界でも70点余りしかない貴重な青磁です。
「雨過天青」といって雨上がりのしっとりした空の青色と称賛されるもの。なんとも言えない薄いブルーがしっとりと清楚な美しさ。造られたのは平安時代ということで、大陸の陶器すごすぎる。
少し時代が下って南宋の龍泉窯で焼かれた青磁。我々が想像する青磁の色に近いです。こちらもチュルリとしてて美しい。
こちらは胡蝶が綺麗でマイセンぽさがある。
中にはこんな緩い絵付けのあるお皿も。今回はこれが一番お気に入り。独特のゆるさがたまらない。
明治?大正?天皇が持ってた翡翠の屏風。翡翠だと思ってたらサファイアだったという屏風ですがとにかく美しい。とにかく焼き物が美しくて大満足。3階にお宝がザクザクあるので集中力が切れないうちに見て回るのがおすすめ。
晩御飯は疲れてマンゴー
いろいろ歩き回ると疲れる&12月にやった食道潰瘍のせいでまだ少しものが食べれず。いろいろ食べたいのですがまたの機会に……!今度は必ずたくさん食べるぞ!